電気通信大学レーザー新世代研究センター

中川賢一研究室

研究内容

現在中川研究室では、2つの研究を行っております。

それぞれの研究に関する詳細な説明は、研究タイトルの部分をクリックしてください。

レーザー冷却原子を用いた量子慣性センサーの開発リンク

極低温原子を物質波として用いることにより光と同様の干渉計を原子を用いて実現することができ、これは原子干渉計と呼ばれています。この原子干渉計は様々な物理量の精密計測に応用することができ、ジャイロスコープや重力加速度計への応用が期待されています。

Rydberg原子を用いた量子シミュレーターの開発リンク

量子もつれ状態を利用して、人工的に制御可能な量子多体系を用意して特異な物理的な性質を調べる量子計算機のことを量子シミュレーターと呼びます。量子シミュレーターの開発は、量子多体系に対する振る舞いを精密に調べることができ、物性物理学への応用が期待されております。