第38回茅コンファレンス
「光科学の新しい展開とその応用」
主催 日本学術振興会茅コンファレンス運営委員会
日時 平成12年11月5日(日)〜11月8日(水)
場所 裏磐梯ロイヤルホテル
ルビーレーザーが出現してからほぼ40年になります。それ以来レーザー技術は現在にいたるまで飛躍的な発展を続け、10年前には極限技術であったものがごく普通の技術として研究室に入り込んできています。発展しているのはレーザーに直接関係する技術だけではありません。レーザーが光源として用いられるが故に可能となる諸々の光学技術は新しい発展を生み出し、多くの分野を刺激して新たな発展を促しています。このレーザー技術の刺激は物性物理学、化学、生物学、医学、天文学さらには高エネルギー物理学にいたる広範な学術領域で大きな影響を与えつつあり、21世紀にはさらに新たな応用領域を生み出すことが期待されています。
今回の茅コンファレンスでは、この躍動する光科学の最先端の研究の中からいくつかの興味深い領域を抜き出し、それぞれの局面での新しい展開についてその分野の第一人者から学び、様々な分野での今後の研究の発展に資することを狙いとして企画いたしました。講師の方々は第一線で活躍されている方々ですが、この趣旨をお伝えし、異なる分野の研究者にも「学術的本質」が伝わるように解説して頂くようにお願いしています。今後の発展の担い手である若手の研究者のご参加を特に歓迎いたします。
講師 (所属)と講演題目については講演プログラムをご覧下さい。
参加費 10,000円(同伴者 5,000円)
学生、若手研究者には旅費の支援制度があります。
ご希望の方はお問い合わせください。
参加人数に限りがあり、定員(100名)に達しましたらお断りすることがありますのでお早めにお申し込みください。
ポスターセッションへのお誘い
今回の茅コンファレンスでは、ポスター論文を会期中ずっと張り出しておくことにしました。つきましては、奮ってご投稿くださるよう、お誘いします。なおご参考までに、プログラムに載っている招待講演の講師の方々にもできるだけポスターをお作りいただいて掲示し、会期中に随時質問や議論ができるようにしたいと思います。
連絡先
〒182-8585
東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学 レーザー新世代研究センター 植田憲一、奥平祥子
TEL: 0424-43-5711
FAX: 0424-85-8960
E-mail: kayacon@ils.uec.ac.jp
http://www.ils.uec.ac.jp/kaya/kayacon.html
平成12年度茅コンファレンス世話人
宅間 宏 (電気通信大学名誉教授) 世話人代表
三浦 登 (東京大学物性研究所)
五神 真 (東京大学大学院工学系研究科)
植田 憲一(電気通信大学レーザー新世代研究センター)