拠点リーダー挨拶 コヒーレント光科学コース 研究プロジェクト メンバー シンポジウム・研究会 若手研究者の募集 (ポスドク・博士後期課程学生)	コヒーレント光科学の展開 拠点リーダー挨拶 光科学は近年大きな発展を遂げ光科学関連分野のみならず物理学・工学の様々な分野に大きなインパクトを与えている。本プログラムの目的は、現代の急速な光科学の展開を「コヒーレント 光 ( ひかり ) 科学」として応用も視野に入れて組織的かつ系統的にまとめあげ、21世紀の基幹科学技術として育て上げる教育研究拠点を築くことである。本プログラムは一方、電通大の光科学グループの1980年来の専攻の枠を越えた研究教育活動の成果に基づく未来展望によるものでもある。拠点の活動のキーワードは、光のみならず物質も含む系の「コヒーレンスの操作と制御」である。本拠点では「コヒーレンスの操作と制御」の概念と方法を基礎研究からフォトニックス・情報通信技術にまで敷衍して実施する。本拠点の活動により、「コヒーレンスの操作と制御」は光科学の枠を越えて広範な先端的な学問研究分野に大きな波及効果をもたらすと同時にフォトニックデバイス・情報通信技術にも新しい方向を生み出しえると考えている。もちろん、これらの研究活動は大学院における教育活動として実施されるものである。先端的な研究の実施の中で、将来の光科学を創造し担う若い研究者が育ち羽ばたいて行くことを願っている。 提案したプログラムを具体的に実施し未来に価値のある教育・研究システムとして実現していくには拠点メンバーの積極的なイノヴェーティブな努力が必要であることは言うまでもない。大いに努力する所存である。さまざまなご意見等いただければ幸いである。